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こんにちは!インディです!
積水ハウスの家に住んでみて、改めて感じるのが「リビング収納の重要性」です。間取りを考える段階では、どれくらい収納をつくるべきか、そもそもリビングに収納は必要なのか迷う方も多いと思います。
私自身も最初は「リビングは広く見せたいから収納は最小限でいいかも」と考えていました。ところが実際に暮らしてみると、子どもの物や書類、日用品など“置き場に迷うもの”が思った以上に多く、収納の有無が生活の快適さを左右することを実感しました。
リビングが散らかりやすいのは、収納計画が不足しているケースがほとんど。どれくらい収納をつくるべきか、どんな収納が便利なのか。今回は実際に住んで感じたリアルな視点で、積水ハウスのリビング収納についてまとめていきます。
✅この記事を読んで欲しい方
・リビングの収納に迷っている方
・壁の中を利用したスッキリ見える収納を採用したい方
・収納の種類やメリット・デメリットを比較したい方
✅この記事を読むと分かる事
・それぞれの収納の特徴や使いどころの違い
・壁の中の空間を活用するメリット・デメリット
目次
我が家のリビング収納レイアウト紹介
壁面収納

我が家で最も大きな収納スペースとなっているのが、リビングの壁面に設けた壁面収納です。地面から天井までしっかり高さを取り、横幅は約5m、奥行きは30cmと、まさに“リビングの収納の中心”ともいえる大容量スペースになっています。
造作でつくったことで、空間に無駄なくぴったり収まり、後から家具を買い足す必要がない点も大きなメリットです。
この壁面収納は、使い勝手を意識して左右で役割を分けています。まず右側には、リビングで頻繁に使用するアイテムをまとめて収納しています。掃除道具、筆記用具、書類の一時置き、小物類など、日常生活の中で「ちょっと欲しい」と思う物をすぐ取り出せるようにしています。
特にリビングは家族の滞在時間が長く、物が散らかりやすい場所なので、使用頻度の高い物をサッと取り出せる位置に置いておくことで片付けのストレスが大きく減りました。
一方、左側には書類関係を中心とした“管理系アイテム”を収納しています。学校や保険、家関係の書類など、量が増えやすく置き場に迷う物をここに集約。スペース自体が大きいため、ファイルやボックスを揃えて並べても余裕があり、カテゴリーごとに整理しやすい点も気に入っています。

収納ボックスはある程度統一感を持たせていますが、もし中身が見えて生活感が出てしまっても、ロールカーテンを下ろせば一瞬で全部隠せるので安心です。

これだけ大きな収納がリビング内にあると「物が多くて生活感が出るのでは?」と心配されがちですが、実際には逆で、ロールカーテンのおかげでリビングの印象をいつでもスッキリ保つことができます。積水ハウスの自由度の高い造作収納を活かすことで、デザインと収納力を両立した理想のリビングをつくることができました。
対面キッチン裏の造作収納

対面キッチンの裏に設けた造作収納は、設計士さんが提案してくれたアイデアで、積水ハウスの造作で仕上げてもらいました。
キッチンの幅いっぱいに確保した大きな収納スペースで、わが家では主に子どものおもちゃや画用紙、筆記用具、本など“リビング周りに散らかりやすい物”をまとめて収納しています。
子どもがいると自然とおもちゃの量が増え、遊ぶ場所もリビングが中心になりがちです。出しっぱなしになることも多いため、リビングの近くに大容量の収納があると片付けがとてもスムーズです。この対面キッチン裏の収納は、遊んだ後にそのままポンと入れるだけで片付くので、時間がない日や急な来客時でもすぐにリビングを整えられます。

また、造作収納のため空間に無駄がなく見た目もスッキリ。キッチンとリビングの動線の中に“隠せる収納”があることで、生活感を抑えながらも使い勝手の良い空間になりました。リビングでの暮らしを快適にしてくれる、非常に満足度の高い収納です。
カップボード

わが家のカップボードはパナソニックのラクシーナを採用しています。キッチン背面のスペースを無駄なく活用できる収納量が魅力です。下段の棚には主に食品類を保管しており、パスタや缶詰、乾物などをまとめて入れても余裕があるほど大容量。買い置きが多い家庭でも安心して使える収納力です.
上部の2段には食器類を中心に収納しています。家族3人であれば、日常使いの皿やコップ、ボウルなど必要な食器をしっかり収めることができ、取り出しやすさも抜群です。
上下で用途を分けられるため使い勝手がよく、キッチン周りの整理整頓にも大きく貢献してくれています。
TV台の収納
TV台の収納は横幅200㎝のテレビ台に収納が両サイドに2つのものです。ここには主にDVDなどを収納しています。地味に子供向けのDVDが多いのでここの収納も助かっています。
実際に使ってみて良かったポイント
扉付きやロールカーテンで生活感を隠せる

リビングの収納は、やはり“物を隠せる”ことが大きなポイントだと感じます。どれだけ部屋全体が片付いていても、収納スペースの中が丸見えだと生活感が出てしまい、それだけで印象が大きく変わってしまいます。
友人をリビングに迎える時はもちろん、自分自身が日常を過ごすうえでも、収納内部が見えない状態のほうが気持ちよく過ごせます。その点で、わが家が採用したロールカーテンや扉付きの収納は大正解でした。中が多少散らかっていても、カーテンを下ろしたり扉を閉めるだけでスッキリ見えるため、急な来客時でも慌てずに済みます。
見た目を整えつつしっかり収納できる“隠す収納”は、リビングを快適に保つための大切な工夫だと実感しています。
リビングに物を置かなくなりスッキリ見える
リビングの近くに十分な収納があることで、自然と物を出しっぱなしにしなくなり、部屋全体がすっきりとした状態で過ごせるようになりました。
片付けたい物をすぐそばの収納に入れるだけなので、日々の片付けが本当に楽になります。その結果、リビングが常に整った印象になり、家族も気持ちよく過ごせています。また、大容量の収納をまとめて確保したことで、後から収納棚やラックを買い足す必要がなくなった点も大きなメリットです。
余計な家具が増えないため動線も広く、視界に入る物の量が少ない分、リビング全体がより広く感じられます。収納をしっかり計画したことで、スッキリした空間づくりに大きく貢献してくれました。
逆に「こうすればよかった…」と感じる後悔ポイント
床下収納を採用すればよかった
今になって感じるのは、リビングに床下収納を採用しておけば良かったという点です。非常食や災害用の飲料水など、ほとんど使用しないアイテムは床下にしまっておいても問題ありません。
しかし現在は、壁面収納の下段ボックスにそれらを保管しており、使う頻度の低い物が“良い位置”を占領してしまっている状況です。
せっかく便利な壁面収納があるにもかかわらず、活用できるスペースが減ってしまうのは少しもったいないと感じています。床下収納であれば、普段は目に触れない場所に保管でき、必要な時だけ取り出せるため、リビングの主要収納をもっと有効に使えたはずです。今思えば、使う頻度ごとに収納場所を分ける工夫をしておけば、より効率の良い収納計画になったと感じています。
ゴミ箱の収納

パナソニックのカップボードには、当初ゴミ箱を置く想定で専用スペースをつくりました。しかし、実際に使ってみると高さが足りず、ゴミ箱を置いても蓋がしっかり開かないなど、思わぬ不便さがありました。
そのため、結局ここにはゴミ箱を設置しておらず、現在は活用できていない“もったいないスペース”の一つになっています。収納計画の段階では気づきにくい部分ですが、ゴミ箱は種類によってサイズも開き方も異なるため、事前に具体的なゴミ箱を選んでおくべきだったと感じています。
今は、このスペースをどう有効活用するか検討中ですが、使い道が定まらないまま手付かずの状態です。実際に使用する物の寸法を確認しながら計画する重要性を改めて実感したポイントでした。
コンセントの位置が収納に干渉した

壁面収納の一番下に設置したコンセントが、収納内部と干渉してしまい、とても使いづらくなってしまいました。
本来なら掃除機の充電や家電の一時利用など、便利に使えるはずの位置でしたが、収納の底板が近すぎてプラグが差し込みにくく、実用性が下がってしまっています。
もう少し高い位置に付ける、もしくは収納の設計側でスペースを確保するなど、事前に工夫しておけば良かったと感じるポイントです。とはいえ、打ち合わせの段階で収納の奥行きや棚の高さ、コンセントの位置まで細かくシミュレーションするのは想像以上に難しいもの。生活を始めてから気づく後悔点もどうしても出てしまいます。
今回の経験から、収納周りのコンセントは特に慎重に位置を決めることの大切さを痛感しました。
積水ハウスでリビング収納を成功させるコツ
物量の把握(写真・リスト化)
家づくりにおいて収納計画を成功させるためには、まず自分たちの“物量を把握すること”から始めるのが大切だと感じています。
私たちの場合は、アパート時代に持っていた物量を最低ラインとし、そこに今後増えていくであろう子どもの物も含めて、必要な収納量を具体的にイメージしました。その上で、どれだけのスペースが必要なのか、どの場所にどんな収納を設けるべきかを設計士さんと何度も相談しながら決めていきました。
収納というと「どこに作るか」ばかりに目が行きがちですが、まずは最低限必要な“量”を把握しておくことがとても重要です。量が分かれば、収納の大きさや配置の優先順位が明確になり、生活動線に合った使いやすい収納を計画できます。もし事前に物量を把握していないと、いざ住み始めてから「収納が足りない…」という事態になりがちです。その結果、急遽棚を買い足したり、収納家具が増えてしまったりすると、せっかくこだわった間取りやリビングのデザインを損なう可能性があります。
家の収納は、“今”だけでなく“これからの暮らし”も見据えて計画することが大切だと改めて感じています。
家具サイズを決めてから設計する
我が家のリビングは、ダイニングテーブルの横に大きな壁面収納を設けています。
そのため、収納のサイズを決める際には、まずダイニングテーブルをどれくらいの大きさにするのかを明確にするところから始めました。テーブルが大きすぎるとキッチンへの動線が狭くなり、日々の暮らしに不便が生じてしまうため、家具のサイズと収納の位置は慎重に検討する必要があります。
実際に設計士さんと相談しながら、テーブルと通路幅のバランス、生活動線、家族の動き方を確認し、無理のないサイズに壁面収納を調整しました。事前に家具の大きさを決めておくことで、暮らしやすく動きやすいリビングスペースが実現し、結果的にとても満足しています。家具と収納の関係を先に考えることは、より快適な家づくりにつながる大切なポイントだと思います。
まとめ
積水ハウスでリビング収納を計画する際に大切だと感じたのは、「収納の量」「配置」「隠す工夫」を初期段階からしっかり考えることでした。
我が家では、壁面収納や対面キッチン裏の造作収納など、生活動線に合わせて大容量の収納を確保。子どものおもちゃや日用品、書類までリビングで使う物を一か所に集約できるため、片付けが格段に楽になり、常にすっきりした空間を保てるようになりました。
また、ロールカーテンや扉付き収納を採用したことで、生活感を簡単に隠せる点も大きなメリットです。さらに、家具のサイズを決めてから収納を設計したことで、動線を妨げない使いやすいレイアウトが実現しました。家づくりでは、まず自分たちの物量を把握し、将来増える物まで見据えた収納計画を立てることが重要です。しっかり計画すれば、生活感を抑えつつ快適に過ごせるリビングが実現できると実感しています。
