積水ハウスの平屋を購入して4年が経ちました。
我が家は鉄骨の平屋でダインコンクリートを採用しています。
これから積水ハウスで家を建てる方、建てようかと検討中の方、ダインコンクリートが4年経つとどのような変化をしているか気になりませんか?
私は購入時にすごく気になりました。
住まいの参観日に行っても新しい家ですし、知らない人の家のダインコンクリートを近くでしっかり見ることはできませんよね。
そんな気になるダインコンクリートの経過をこの記事で説明します。
気になる方はぜひ読んでいってみてください。
✓この記事を読んで分かる事
- ・ダインコンクリートの4年目の汚れ具合が分かる
- ・ダインコンクリートのメンテナンスについて分かる
商品名:積水ハウス イズロイエの平屋
延床面積:93.45㎡
土地面積:216.85㎡ 65.60坪
2022年2月完成
目次
我が家がダインコンクリートを選んだ理由

私たちが積水ハウスのダインコンクリートを選んだ理由は、まずその耐久性と防火性に魅力を感じたからです。
ダインコンクリートは、高い強度があり、特に、火災に対する強い耐性がある点に安心感を覚えました。夢工場で火に対する強さを体感することが出来、より一層安心感を覚えたことを思い出します。
日本の気候や自然災害を考慮した時に、このような強固な構造が大きなメリットだと感じました。家づくりにおいて、耐震性や安全性を最優先に考えた結果、ダインコンクリートが最適な選択だと感じ、鉄骨のダインコンクリートを選択しました
ダインコンクリートの価格

当時の価格ですが、上記の画像となります。とても安い買い物ではないですが、とても満足しています。
ダインコンクリート汚れについて
玄関前
全く汚れはありません。軒が長く、雨にも濡れないのでまったく汚れは感じられません。目地の部分も劣化は感じられず、美しい状態を保っています。

排気口近く
排気口の近くは、特に汚れが目立つ場合があります。
街の家の外壁をよく見てみてください。新しそうな家でも外壁が黒ずんでいることがあります。特にサイディング材に多く見られますね。
我が家のダインコンクリートはまだそのような汚れは見られません。

軒が長いほうの外壁になりますので、雨にも濡れにくく綺麗な状態なんだと思います。

充電コンセントの横
電気自動車などに使用する箇所ですが、目地と外壁の間に茶色い汚れが少し見られました。
目地のくぼみがあり汚れが溜まりそうな部分ですね。
ウエットティッシュで軽く拭き取ってみます。

庭側(道路から見えない側)
庭側(道路から見えない外壁)にちょっとした汚れを発見しました。なんの汚れかは不明ですが、ティッシュで拭き取ってみます。

軽く拭き取ってみました。簡単に汚れが取れましたね。
このくらいの汚れなら濡れティッシュなどで問題なさそうです。

基礎近く
基礎近くは雨が最も濡れやすい部分ですが、ここも綺麗な状態を保っています。
基礎も汚れなく綺麗です。


窓近く
窓近くのダインコンクリートも見てみます。
特に汚れはありませんね。目地も問題なさそうです。

メンテナンスについて
これから積水ハウスで家を購入する方、検討している方にとって外壁の汚れはとても気になるポイントだと思います。
家が建ちまる3年経ちましたが、汚れが気になることは一切ありません。
やはりダインコンクリートは汚れに強い外壁だということを実感しています。
「タフクリア‐30」は、 雨や日光など自然の力で汚れを洗い落とす最先端の防汚塗装です。従来の外壁の塗り替えの目安は約15年ですが、タフクリアを施した外壁の塗り替えサイクルは約2倍の30年。従来30年間で2回必要だった塗り替えが1回で済むため、メンテナンス費用も手間も大幅に削減できます。
(積水ハウス公式HPより引用)
本当に汚れが気にならないので、タフクリアが効果を発揮しているのでしょう!
また、長い軒のおかげで、雨が直接外壁に当たることが少なく、結果として汚れが付きにくい状態を保てています。これが平屋のデザインと相まって、家全体を美しく見せる要因となっています。
カスタマーサービスによる3年点検がありましたが、特にダインコンクリートの汚れも指摘されることなく終わりました。
2年点検時にも外壁の点検がありましたが特に問題はありませんでした。ここでは特にひび割れ等のチェックだと思いますが、特に問題なしです。


ダインコンクリートのメリット
汚れが少ない
紹介してきましたが、とにかく汚れが気になるなと感じたことがほとんどありません。
家を購入してから、出かけ先等で家を意識してみることが多いですが、新しそうな家でも外壁がサイディングの素材だと排気口近くは黒ずみが目立ってしまっていることが多いです。
そこと比べるとやはりダインコンクリートを選択して良かったなと思います。
美しい
とにかく家を見たときにダインコンクリートは重厚感がありカッコいいです。汚れもないので白さが際立ちとても美しく見えます。
まだ3年経っただけですが、今後もそこまで汚れが目立つことはないだろうなと感じています。
ダインコンクリートのデメリット
価格が高い

ダインコンクリートは一般的な窯業系サイディングやモルタルと比べると価格が高いです。
素材そのものの性能が高いことや、製造プロセスにコストがかかるためですが、コストパフォーマンスを考えると私は高くないと感じています。
メンテナンスが完全不要ではない
30年塗り替え不要ではありますが、コーキング(目地材)の補修は10~15年程度で必要となってきます。
目地は、コンクリート同士を接続する役割があり、通常は防水性や防音性を確保するためにシーリング材が使用されています。
紫外線の影響や湿気や水分の影響で劣化してきます。今のところ劣化は感じられませんが、経過を見ていきたいと思います。
外壁材の比較
家の外壁の種類によって、メンテナンス頻度(主に塗り替えの周期)は異なります。それぞれの塗り替えの目安を以下にまとめました。
外壁材 | 周期 |
サイディング | 10~15年 |
モルタル外壁 | 8~12年 |
金属サイディング | 15~20年 |
木材外壁 | 3~10年 |
板張り・トタン | 5年 |
ダインコンクリート | 30年 |
一般的な外壁と比較してもメンテナンス頻度のパフォーマンスが良いことが分かります。綺麗な状態が長く続いてくれるという見た目的なメリットも大きいですね。
一般的な外壁塗装の費用相場
🏠 30坪(約100㎡)の住宅:60万~100万円
🏠 40坪(約130㎡)の住宅:80万~120万円
🏠 50坪(約165㎡)の住宅:100万~150万円
外壁の塗り替えは、家の美観を保つためだけでなく、建物を守るためにも重要な作業です。しかし、その費用が高額になります。
外壁塗装は、高所作業や大規模な作業となるため、足場の設置、安全対策が必須です。これらは追加費用として加算されます。特に屋根の上まで作業が及ぶ場合、足場や安全設備の費用が高額になることがあります。
平屋の場合は、2階建てと比べると高所作業が減るため、メンテナンス費用も安くなります。その点平屋はメリットがありますね!
まとめ
3年間住んでみた実感として、特に軒の長い設計が雨風を防ぎ、外壁を綺麗に保つ大きな助けになっていると感じました。
これからひどく汚れることは考えられませんし、ダインコンクリートを選択してよかったと心から思っています。
外壁選びは一生に一度の大きな決断です。ダインコンクリートを検討中であれば、この記事が参考になれば幸いです!「美しい外観を長く楽しみたい」そんな方には、とてもおすすめできる外壁材です。
