こんにちは!インディです!
今回は積水ハウスの瓦一体型の太陽光パネルについて解説します。
太陽光パネルといえば家の屋根の上にパネルが乗っている感じをイメージされる方が多いかと思いますが、積水ハウスでは瓦と太陽光パネルの一体型の屋根が採用可能で、太陽光パネルを載せていないかのようなキレイな屋根がとても魅力的です。
そんな瓦一体型の太陽光パネルについてご紹介していきます。
積水ハウスの平屋で家を建て、瓦一体型の太陽光パネルを採用した私が解説しますのでぜひ読んでいってください。
✓この記事を読むとわかること
・積水ハウスの太陽光パネルについて分かる
・瓦一体型の太陽光パネルの価格がわかる
・毎月の買電、売電料が分かる
商品名:積水ハウス イズロイエの平屋
延床面積:93.45㎡ 28.30坪
土地面積:216.85㎡ 65.60坪
オール電化でガスは通していません。
冬は雪がほとんど積もらない地域です。
年に2回ほど積もることがあるくらいです。
目次
積水ハウスの瓦一体型の太陽光パネルとは?
見た目が美しく、太陽光発電パネルが目立たない、すっきりとしたデザインに仕上がります。住まいとしての外観を損なうことなく、太陽光パネルを設置することが出来ます。
積水ハウスは、太陽光発電を優先するために、住宅の外観デザインを犠牲にしたり、選択肢を狭くしたりすべきではないと考えています。
瓦一体型の太陽光パネルの価格は?
約4kwの大きさで、約130万円となっています。
価格としては大きいですが、その分ZEHの申請を行い、補助金をもらうことが出来ています。太陽光パネルを採用していないと補助金は貰えなかったのでかなりお得に太陽光パネルを採用できたことになります。
いずれメンテナンス費用は掛かりますが、かなりお得な買い物だったのではと感じています。
外観をご紹介
積水ハウスの瓦一体型の太陽光パネルの外観についてご紹介します。
このように少し色が変わっているとことがパネルになっています。
屋根の上に乗っている感じは全くありません。
遠目から見た屋根になります。
パネルが乗っていないのですっきりした印象を与えてくれています。
売電状況について
1か月どれくらいの電力が売れてどれくらいの金額が返ってきているのかみなさん気になるところだと思います。
我が家の売電の状況について少しご紹介したいと思います。
年月 | 受取額(円) | 電力量(kw) |
2022年4月 | 8,018 | 422 |
2022年5月 | 7,163 | 377 |
2022年6月 | 7,068 | 372 |
2022年7月 | 5,263 | 277 |
2022年8月 | 7,163 | 377 |
2022年9月 | 5,396 | 284 |
2022年10月 | 5,738 | 302 |
2022年11月 | 6,498 | 342 |
2022年12月 | 3,781 | 199 |
2023年1月 | 4,617 | 243 |
2023年2月 | 4,389 | 231 |
2023年3月 | 7,011 | 369 |
2023年4月 | 7,334 | 386 |
2023年5月 | 8,740 | 460 |
2023年6月 | 5,833 | 307 |
2023年7月 | 6,859 | 361 |
2023年8月 | 7,714 | 406 |
2023年9月 | 6,498 | 342 |
2023年10月 | 6,707 | 353 |
2023年11月 | 6,194 | 326 |
2023年12月 | 3,819 | 201 |
2024年1月 | 4,427 | 233 |
2024年2月 | 4,503 | 237 |
2024年3月 | 5,871 | 309 |
傾向としては春から夏にかけて売電量は多くなる傾向にあります。
逆に冬の時期は太陽の出ている時間も少ないため、比例して少なくなる傾向にあります。平均すると約2年間で、6,000円/月の金額が返ってきていることになります。
この傾向からも分かりますが、冬は極端に発電量が少なくなるので、雪が降りやすい地域の方は太陽光発電自体、おすすめできないなと感じました。
陽光が屋根にしっかり当たるかも重要な点ですね。
あまり採光が取れない場所に建てている家だと太陽光パネルの効果が無くなってしまいます。乗せても発電できなければ意味がないですからね。
電気代はどれくらいなのか?
1年間の電気代も見ておきましょう。
我が家はオール電化なのでガスもすべて含んだ価格として見て頂けたらと思います。
年月 | 電気代(円) |
2023年4月 | 13,233 |
2023年5月 | 11,088 |
2023年6月 | 8,426 |
2023年7月 | 9,296 |
2023年8月 | 8,380 |
2023年9月 | 8,238 |
2023年10月 | 9,839 |
2023年11月 | 11,702 |
2023年12月 | 18,205 |
2024年1月 | 17,502 |
2024年2月 | 19,047 |
2024年3月 | 17,502 |
エアコンを使う夏場や冬場はかなり高くなっている事が分かります。夏場のほうが電気代が安いのは太陽光発電によって自家消費している電力が冬場より多いためですね。
実際の電気自給率は?
太陽光パネルを採用したことでどれくらいの電力を自給出来ているかも気になるところではあると思いますので、紹介したいと思います。
3月27日の結果を見てみると、夜の9時時点で1日の使用電力を発電量が上回っている結果となっています。
太陽光パネルで電力をすべて補えていることが分かります。ただ平日で天気も晴れということもありほとんど家にいないので当たり前の結果ですね。
1か月の単位で見てみると自給率は52%となっています。
冬の時期でこれだけのパフォーマンスを出せていますのでかなり電気代がお得になっていることが分かります。あくまで雪がほとんど積もらない地域での実績ですが、なかなか高い数値ではないでしょうか。
この家に住み始めてから約2年間のトータルのパフォーマンスは自給率が77%となっています。7割を超えるパフォーマンスを出せていますので太陽光パネルを採用して良かったと感じています。
瓦一体型太陽光パネルのメリット
デザイン性が高い
屋根一体型は屋根置き型と違ってソーラーパネルがかなり目立ちにくいデザインとなります。スッキリした見た目なので、瓦の重厚感などの意匠性を損ねることがなくおすすめです。
住宅の見た目にこだわりがある方にはおすすめの仕様となっています。デザインで選ぶのであればやはり瓦一体型の太陽光パネルです。
雨漏りのリスクが少ない
屋根置き型の場合はソーラーパネルを設置するために穴をあける必要があります。施工不良やコーキングの劣化による雨漏りのリスクがあり、不具合が起きやすいです。
屋根一体型は屋根材に穴をあける必要がないので雨漏りのリスクはほとんどありません。
電気代を抑えることが出来る
上記で電気代をご紹介しましたが、自家消費によって電力会社から電気を買わずに使用できる部分が1つあります。そして売電も行うことが出来るので月々の電気代を抑えることが可能です。
我が家ではゼッチでの補助金で太陽光パネルの費用をほぼまかなえていますので、電気代がかなりお得になっています。
年々電気代も高くなってきており、少しでも電気代を抑えることが出来れば生活にも余裕を持たせることが出来ますね。
瓦一体型太陽光パネルのデメリット
固定資産税が高くなる
一般的に広く普及している屋根に載せる太陽パネルの場合はそれ自体は固定資産税の課税対象となりませんが、太陽光パネルが屋根と一体型の場合は、課税対象となるためプラス評価され固定資産税が高くなるようです。
設置には場所の制約がある
太陽光パネルの効果を最大限に引き出すには、十分な日当たりを確保することが重要です。十分な日当たりが確保できない場合は、電力をうまく発電することが出来ず、投資に見合ったパフォーマンスが見込めない可能性があります。
家を建てる場所が日当たりの良い場所なのか確認する必要があります。平屋の場合、両隣の家に隠れてしまい日が当たる時間が少なくなることも想定されます。
また近隣の住宅に気を付けていても、その後高い建物が近くに建ってしまう可能性もゼロではありません。リスクがなるべく少ないと判断できる場合に太陽光パネルを採用する必要があります。
メンテナンスが難しい
一体型太陽光発電は屋根置き型と比較してメンテナンスしにくかったり、メンテナンスが難しい仕様となっています。そのため、故障発生時の修理やメンテナンス費用が、高くなってしまう可能性もあります。契約時に保証内容やメンテナンス内容についてはしっかりと質問して確認しておきましょう。
価格が高い
太陽光パネルは安い買い物ではありません。100万円以上の買い物になるので簡単に手を出せるわけではありません。メリットとデメリットをしっかり調べた上で購入を検討する必要があります。
まとめ
今回は積水ハウスの瓦一体型の太陽光パネルのメリット、デメリットとパフォーマンスを解説しました。我が家は太陽光パネルを採用して良かったと今のところ感じています。太陽光パネルは高い買い物になるので、メリットとデメリットを確認して購入を検討しましょう。
下記記事では、積水ハウスの総額について解説していますのでこちらも併せて読んでいってみてください。