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こんにちは!インディです!
積水ハウスの平屋に暮らし始めてから、気づけば4年が経ちました。
家づくりの際は多くの時間をかけ、理想を詰め込んだつもりでしたが、実際に住んでみると「もっとこうすればよかった」と感じる部分も少なくありません。もちろん全体としては満足していますし、積水ハウスの品質や快適さには納得しています。
「もしもう一度家を建てるとしたら、どんな点を見直したいか」そんな視点で書いています。これから積水ハウスで平屋を検討している方の参考になれば幸いです。それでも、住み始めて見えてくる小さな後悔や使い勝手の違和感は確かにあります。
この記事では、4年間の実体験をもとに感じたリアルな後悔や良かった点を包み隠さずお伝えします。
✅この記事を読んで欲しい方
・積水ハウスで家を建てようか検討している方
・平屋住宅に興味がある方
・家づくりの後悔ポイントを知りたい方
・実際に積水ハウスに住んでいる人のリアルな感想を知りたい方
✅この記事を読むと分かる事
・実際に住んで感じた後悔ポイントとその理由
・平屋ならではの間取りや収納の難しさ
・外構・庭づくりで気をつけるべきポイント
・家づくりを成功させるための事前準備や考え方
積水ハウスを選んだ理由と決め手になったポイント
ハウスメーカー選びで迷った他社
・パナソニックホームズ
・地域工務店
最初にパナソニックホームズの実例見学に行きました。興味本位で見に行ったのがきっかけで、その後に見積りなども提示してもらいました。地域の工務店にも価格面の魅力を感じて1社ほど打ち合わせを行いましたが、最終的には安心感やデザイン性、品質面を総合的に考えて積水ハウスを選びました。結果として、自分たちの理想に最も近い家づくりができたと感じています。
営業担当の熱意と信頼感
家づくりを任せるうえで「誰と一緒に進めるか」はとても重要だと感じました。担当の営業さんは常に誠実で、こちらの要望を丁寧に聞き取り、無理な提案をせず一緒に考えてくれる姿勢に信頼を持てました。
家づくりの不安を一つひとつ解消してくれたことが大きな決め手でした。
大手メーカーならではの安心感

積水ハウスは住宅業界でもトップクラスの実績と信頼があります。構造の強さや保証体制、アフターサポートが整っているため、長く安心して住める家を建てたいという思いにぴったりでした。品質管理が徹底されている点も、他社と比較して安心できるポイントでした。
ダインコンクリートのデザイン性

外壁の「ダインコンクリート」に一目惚れしました。高級感のある質感と存在感のあるデザインは、まさに積水ハウスならではのもの。
年月が経っても色あせにくく、4年経った今でも外観の美しさを保っています。メンテナンス面でも優れており、見た目と機能性の両方を兼ね備えています。
自由設計による理想の間取り
間取りの自由度が高く、家族の生活スタイルに合わせて細かく設計できる点も魅力でした。平屋ならではの開放感や動線の工夫を取り入れることができ、「住みやすさ」と「デザイン性」を両立できたのは自由設計ならではだと感じています。
正直そこまでこだわりはなく、木造のほうが少し価格が高かったので鉄骨を選択したことが大きいです。もちろんダインコンクリートも決め手です。
我が家の基本スペック
| 項目 | 内容 |
| 構造 | 鉄骨造(積水ハウス・シャーウッドではなく鉄骨モデル) |
| 階数 | 平屋 |
| 延床面積 | 約30坪(約99㎡) |
| 外壁材 | ダインコンクリート |
| 屋根 | 瓦一体型太陽光発電 |
| 設備 | オール電化仕様(IH・エコキュート) |
| 家族構成 | 3人(夫婦+子ども1人) |
| 竣工時期 | 約4年前 |
我が家は積水ハウスの鉄骨構造による平屋です。建築から4年が経ち、家族3人で快適に暮らしています。外壁には重厚感のあるダインコンクリートを採用し、屋根には瓦一体型の太陽光発電を設置しました。外観デザインや断熱性・メンテナンス性など、バランスの取れた仕様になっています。
実際に住んで後悔したこと
コストが高く、予算が膨らみすぎた
私たちは当初、建物価格を3,000万円ほどで考えていましたが、最終的には約300万円オーバーしてしまいました。原因は、当初の資金計画がやや甘かったこと、そして打ち合わせを重ねるうちに「せっかく建てるなら」と欲が出てしまったことです。
ダインコンクリートや電動シャッター、造作収納など、実際に見てしまうと魅力的なものばかりで、気づけば予算を超えていました。満足度は高いものの、あらかじめ上限をしっかり決めておく大切さを痛感しました。
- 電動シャッターを採用したこと
大開口の窓に電動シャッターをつけたことで、1か所あたりのコストが想定以上に高くなりました。快適性がかなり上がっているので後悔はありません。 - 太陽光パネルを導入したこと
長期的な電気代の節約を考えて導入しましたが、初期費用が大きく、当初の予算を圧迫しました。瓦一体型タイプにしたことで見た目は美しくなったものの、コスト面では大きな要因に。 - 屋根をスレートから瓦に変更したこと
デザイン性と耐久性を重視して瓦屋根を選択。高級感は増しましたが、スレート屋根に比べると価格差が大きく、ここも想定外の出費となりました。耐久性があるので長期で見ればお得だとは思いますが、初期の投資としては上がってしまいました。
間取りの後悔

リビングを優先したがために脱衣所のスペースが狭くなってしまいました。ここはかなりストレスになっているのでもう一度やり直せるなら脱衣所をもっと広くすると思います。
廊下については、今になってなくてもよかったかもしれないと感じています。部屋同士のプライバシーを確保する目的で設けましたが、実際に暮らしてみると通るだけのスペースになっており、少しもったいなかったと思います。
この廊下の分を他の部屋や収納スペースに充てていれば、より快適で実用的な空間にできたのではないかと感じています。平屋は限られた面積をどう活かすかが重要なので、廊下の配置や広さはもっと慎重に考えるべきでした。
テレビを壁掛けにしたらよかった

テレビは模様替えの際に位置を変える可能性があると思い、当初は壁掛けを採用しませんでした。しかし実際に暮らしてみると、テレビの位置を変える機会はほとんどなく、結果的には壁掛けにしておけばよかったと感じています。
配線もすっきりし、見た目もよりスタイリッシュになったはずです。今から壁掛けに変更するとなると工事費もかかるため、ここは最初から壁掛け前提で設計しておけばよかったと少し後悔しているポイントです。
収納が思ったより少なかった

収納については、ウォークインクローゼットとリビングの大きめの収納がメインですが、実際には物があふれてしまうこともあります。
2階建ての場合は階段下や小屋裏なども収納スペースとして活用できますが、平屋では限られた面積の中で収納を確保するのは意外と難しいと感じました。
特にウォークインクローゼットは、もう少し広くとっておけば、衣類や季節物の収納に余裕ができ、生活がもっと快適になっただろうなと思います。
庭のメンテナンス

我が家の庭は天然芝を採用しています。最初の2年間はしっかりと手入れをしていましたが、次第に管理が行き届かなくなり、芝生も荒れてしまいました。
もともとこまめに手入れをするタイプではないのに天然芝を選んでしまったのは、正直失敗だったと感じています。
もちろん、子どもが裸足で遊べる心地よさや見た目の良さといったメリットはありますが、実際には雑草対策や芝刈りなどの手間が大きく、デメリットの方が上回ってしまいました。子どもが大きくなったら、管理が楽な砂利へ変更しようと考えています。
木造の選択でもよかった
鉄骨の平屋には満足していますが、時々、積水ハウスの木造(シャーウッド)の平屋を見ると「やっぱりいいな」と感じることがあります。
特に、木造の方が軒の出をより長く設計できるため、外観に奥行きと重厚感があり、デザインとして非常に魅力的です。また、シャーウッドの外壁材である「ベルバーン」は質感が独特で、高級感のある落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
もちろん、我が家のダインコンクリートも気に入っていますが、ベルバーンの美しさを見ると、正直うらやましく思う瞬間があります。もしもう一度家を建てる機会があるなら、鉄骨だけでなく木造の良さもじっくり比較して検討してみたかったと感じています。
土地選び
もともと平屋を建てる予定だったこともあり、もう少し広い土地を選べばよかったと感じています。建物と駐車場を確保するだけで手いっぱいになり、結果として駐車スペースがかなり狭くなってしまいました。
土地にゆとりがあると、家づくりの自由度も増え、後悔の少ない設計が可能になります。もちろん費用とのバランスは重要ですが、予算に余裕があるのであれば、広めの土地を選ぶことを強くおすすめします。
逆に満足していること
開放感と快適さ

我が家の平屋で特に満足しているのは、大開口の窓から差し込む自然光と、心地よい風が感じられる点です。
休日には窓辺でくつろぎながら庭の緑を眺めたり、家族で庭遊びを楽しんだりと、日常の何気ない時間が豊かに感じられます。この開放感と心地よさは、平屋ならではの大きな魅力だと実感しています。
外観デザインと高級感

何といっても、外観デザインと高級感には大変満足しています。ダインコンクリートは昼と夜で表情が変わり、高級感のある雰囲気を演出してくれます。帰宅するたびに「この家にしてよかった」と感じさせてくれる、そんな魅力的な外観です。平屋との相性も抜群で、家全体の落ち着いた印象を高めています。
さらに、4年経った今も外観は美しく、見た目をしっかり保てているので、メンテナンス面でも安心して満足しています。
積水ハウスのアフターサポート
積水ハウスのアフターサポートにはとても満足しています。何か気になる点があって連絡をすると、すぐに対応してくれる体制が整っており、安心感があります。小さな不具合でも丁寧に確認してくれるので、不安を感じることがありませんでした。
定期点検の際も担当の方がしっかりとフォローしてくれ、建物の状態や今後のメンテナンスについても詳しく説明してもらえます。入居後も長く安心して暮らせるサポート体制だと感じています。
これから建てる方へのアドバイス
予算をしっかり決めて、オプションの取捨選択を
家づくりでは、事前に予算をしっかり決め、オプションの取捨選択を明確にしておくことが非常に重要だと感じました。設計担当との打ち合わせ前に、自分たちの譲れないポイントだけはあらかじめ決めておくとスムーズです。
その上で仮の見積もりを出してもらいながら打ち合わせを進めることで、金額のイメージと実際の費用のギャップを最小限に抑えられます。特に考えずに打ち合わせを進めてしまうと、予算オーバーに驚くこともあるため、優先順位を明確にして計画することが大切です。
間取りは「生活動線」と「収納量」を最優先に
平屋はすべての部屋を1階に集約するため、生活動線や各部屋の面積のバランスが非常に重要であり、設計上の難しいポイントでもあります。
自分たちの生活スタイルや譲れない条件をあらかじめ把握しておくことが、後悔の少ない間取りづくりにつながります。なんとなく決めてしまうと、後で不便に感じる箇所が増えてしまうこともあります。こだわりが少ない方でも、住宅展示場や住まいの参観日などを活用して、実際の間取りや暮らし方のイメージをたくさん持っておくことをおすすめします。
外構・庭は「維持できる規模」で設計すること

庭や外構は、家を建てた後に必ず自分たちで維持管理する必要があります。
そのため、デザインや広さを決める際には、自分たちの性格やライフスタイルに合わせて現実的に管理できる規模にすることが重要です。手入れが大変すぎる庭や広すぎる外構は、後々の手間や費用の負担になり、結果的に後悔につながることもあります。無理のない範囲で楽しめる庭や外構を選ぶことで、長く快適に暮らせる住まいになります。
SNSなどの情報を有効活用

今の時代、インスタグラムなどのSNSでは、実際に家づくりを経験した人の投稿や、おしゃれな平屋の実例を簡単に見ることができます。そうしたリアルな情報をチェックして、自分たちの理想のイメージを明確にしておくことはとても大切だと感じます。
納得のいく家づくりをするためには、情報収集が欠かせません。SNSをうまく活用して、間取りやデザインのアイデアをどんどん取り入れていくことをおすすめします。
まとめ
積水ハウスの平屋に4年間住んでみて、満足している点も多い一方で、いくつかの後悔や改善点も見えてきました。大開口の窓やダインコンクリートのデザイン、オール電化など、快適で美しい住まいは大きな満足感を与えてくれます。
しかし、コストが想定以上に膨らんだこと、廊下や収納の配置、庭の手入れなど、平屋ならではの工夫不足を痛感しました。今振り返ると、予算の上限やオプションの取捨選択、生活動線と収納量の優先順位を明確にしておくことが重要だと感じます。また、庭や外構は維持可能な規模で設計すること、木造の魅力も比較して検討することも参考になります。これから平屋を建てる方には、リアルな体験を踏まえた計画が後悔の少ない家づくりにつながることを伝えたいです。
